坊主かわいや袈裟までいとし2 (花丸コミックス・プレミアム)
美容師・矢倉弥六(やくらみろく)×僧侶・本池大円(もといけだいまる)
※シリーズ物です。既刊感想はこちら→「坊主かわいや袈裟までいとし」
《感想》
弥六が切ないよ〜!!
と、まずは一言叫んでみました(笑)。1巻目は登場人物の性格と現在の状況説明がメインで、コミカルな印象が強めでした。それが今回、弥六と大円の父の過去が少し明らかになり、それに合わせて現在も複雑に動き始めて切なさが増しています。
まず大円父の事情ですが、有名歌手で父親の昔のバンド仲間だった新キャラが登場。なんと体の関係こみの恋人だったんですね〜。夢は大事、でも妻の大切さも今のバンド仲間から言われて再認識したはず。はやく行動しないと、お母さんとのすれ違いはどんどん取り返しがつかなくなりそう。
そして弥六は、父親の不倫という両親の離婚理由が明らかに。多感な10代に現場を目撃した弥六のショックはとてつもなく大きくて、僧侶になることもやめちゃったようです。元カノもまだ吹っ切れてないし、この作品に出てくる人は、皆とっても人間らしいんですよ。欲が無くなったら、仏さまですもんね。
そんな中、大円は相変わらずのお子様です(笑)。ヤクルト1日で6本飲んでお腹壊すって…。何より、弥六が酔ってもらした本音の想いを受けとめられず深く考えることも怖くて、今は逃げることで精一杯。次の巻では、僧侶としてよりもまずは人間として成長してくれるのかな。
ということで、次の巻がとっても待ち遠しい〜!って叫んで今回の締めといたします(笑)。


