神子と神獣の守り人 (角川ルビー文庫)
狐の神獣・我緯(がい)×橙国神子・芙蓉(ふよう)

《感想》

一途な攻め+モフモフ+円陣蘭丸さんのイラスト=私の好みど真ん中!な作品でした。しかもモフモフは大型から小型まで、自由自在。こんな動物、どこかに実在しないかなぁ。

主人公の芙蓉が神子として暮らす橙国は、ある日突然に敵国と正妃の裏切りにより攻め入られます。芙蓉は、自分がかつて助け今は自分を助けてくれる我緯と共に、王命を果たすために赤国を目指すことに。

元々2人は敵対する立場なので、始めの頃の芙蓉はツンツンとがった状態。でも邪険にされてもひたすら芙蓉を守ろうとする我緯は、まさに理想の攻めさんですねぇ。人の気を読める芙蓉が心を許すのも、当たり前です。

途中のハプニングや追っ手から逃れたどり着いた二人ですが、我緯は致命的な傷を負っていました。治すには我緯は自分の創造主の元へ戻る必要があり、二人は離れることに。無事に赤国の王に拝謁した芙蓉を待っていたのは……え〜っと思わず声を出してしまう驚きの展開でした。

ラスト間近にいろんなネタ晴らしがあるんですが、10ページ程度で癖のある人物達が新たに登場してだだ〜っと語るので、唐突な印象が残りました。前フリでそれらしいシーンもなかったし、そんな裏があったなんて……っていうのが正直なところでしょうか。

主人公たちのその後はラストに語られていますが、赤国の王や神官、獣の骨と動物と人間の赤ちゃんから獣人の兵を作り出す天山導師など、気になるキャラクターが残ったまま。これは続編もありうる?

◆あらすじ(Amazonより)
「お前を助けることが俺の使命。命をかけてお前を助ける」―橙国の神子・芙蓉は、囚われていた所を敵国の戦士・我緯に救い出される。目の前で銀獣に姿を変えた彼は、実は昔、芙蓉が命を救った狐の神獣だった。芙蓉を守ると誓う我緯と共に、王に託された金の首輪を赤国に届ける旅に出た芙蓉。迫り来る追っ手から身を挺して守ってくれる我緯に、芙蓉は惹かれていくが、その彼があるとき深手を負ってしまう。瀕死の我緯を救うもの―それは神獣の好物である神子の血肉で…!?

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