緋色の花嫁の骨董事件簿〜白もふとの出逢い編〜 (ラルーナ文庫オリジナル)
緋色の花嫁の骨董事件簿〜白もふとの戯れ編〜 (ラルーナ文庫オリジナル)
資産家三男・塔眞貴砺(とうまたかと)×元骨董商で劉人・深山凌(みやましのぐ)

《感想》

続編を待ち続けている作品リスト〜BL小説編〜」で、リスト除外作品として取り上げた「緋色の花嫁」シリーズ最新作。2冊で一区切りで、時系列的には7作目「花嫁は遊色に魅せられる」のあと、塔眞兄夫妻の双子が産まれる前の話になります。好きなシリーズに好きな要素(モフモフ)が加わって、期待度満点で読み始めました。

今まで通り、凌目線で話が進みます。天然なところも真面目なところも、そして貴砺一筋なところも変わってなくて嬉しかったですね〜。貴砺が、安定の凌限定激甘なのもOK!ちゃんと二人でイチャイチャしてます。

そして新登場のお子ちゃま・ルーセニカと、その友人かつ護衛の雪豹シュエも、キャラがしっかり主張してました。私の好みツボをガンガン押してくれる可愛さで、今後も再登場しそう。このまま素直に成長してほしいところですが、大きな不安要素が残ってて。

それは、ルーセニカの父親。今回、凌は結果として彼に振り回された形になりました。自分の歪んだ美学最優先でモラルも気にしないけど、悪意はないという面倒なタイプ。しかもルーセニカの一族はロシア方面における塔眞一族のような立ち位置で、権力は絶大。かなりタチが悪いといえます。

今回は、父親になんのダメージを与えることなく終りました。貴砺が何かやり返すと思ったけど、そういった描写も特になし。推理部分もさらっと終わるし、なんとなくもやもや〜ってするけど、これは次回以降への伏線だと思うことにします。

ボリュームとしては、1・2冊目ともに通常の文庫の2/3程度。24時間レンタルにすれば、1冊300ポイント=324円で読めるのでお手頃です。しかもちゃんと作者さんに印税が入るし、在庫切れもなくどこに住んでてもすぐ手に入るって、素晴らしいですねぇ。

ちょっと残念だったのは、表紙以外にイラストがなかったこと。今後、続編はずっと電子書籍でいくのかな?私としては新作が読めるだけで十分なので、どうか長く続けてくださいね〜。

◆あらすじ(Amazonより)
元骨董商の深山凌が、香港に拠点をおく資産家、塔眞家の三男・貴砺の伴侶となって二年半が過ぎた。強引で傲慢だけれど、いつも大きな愛で自分を包んでくれる――そんな貴砺の支えになれるようにと凌は日々研鑽を積んでいた。そうしたある日のこと。凌は香港の街角で、助けを求めるひとりと一匹に遭遇した。亜麻色の髪にアクアマリンの瞳、まさに天使の如きロシア人の男の子、ルーセニカと巨大な飼い猫…ではなく雪豹のシュエ。「ぼくの、おとーしゃまを、たしゅけてくださいっ」――そう懇願された凌は貴砺の協力のもと、とある骨董店でトラブルに巻き込まれどこかへ連れ去られてしまったというルーセニカの父の行方を捜すことに…。骨董探偵・深山凌の甘やかなウェディング・ミステリー第一章♪《花嫁色》シリーズ待望の新作!!

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