僕らの食卓 (バーズコミックス ルチルコレクション)
大学生・上田穣(うえだみのる)×会社員・穂積豊(ほづみゆたか)

《感想》

表紙を見て流行りの子連れBLかと思ったら、穰(左)と種(子供)は年の離れた兄弟でした。母親は亡くなってますが、父親はとっても元気で、普通に一緒に暮らしてます。一方の豊は、一人暮らしの会社員。そんな2人……じゃなくて3人がどうして表紙のような状態になるかというと。

公園で豊が食べていたおにぎりを種が気に入り、作り方を教えてもらおうと穣が自宅に誘ったことがきっかけ。慣れない家事育児に疲れていた穰と、複雑な家庭環境から他人と一緒に食事ができない豊は、一緒にいることに喜びを感じ始めます。

2人が親友として親しくなるのはすごく納得できるんですが、恋人同士になるにはもう一押し足りなかったかな~、というのが正直な感想。穣は元々彼女がいたからゲイじゃないし、豊も多分そう。本来あるはずのハードルを、割とあっさり超えてます。

同性ならではの葛藤をすっ飛ばした分、豊の家族関係に焦点があたったかというと、そちらも現状維持のまま。何も変わっていません。まぁ長年の不和が簡単に解決しないってのは現実的なんですが、それなら2人の関係も現実的な部分があっても良かったんじゃ……って思いました。

もし続編があるなら、やっぱり豊の家族関係に何か道筋をつけてほしいなぁと思うのは、白黒はっきりしたがる私の悪い癖ですね(笑)

描き下ろしはその後の3人で、種が中学生っぽいから、10年後くらい?豊は上田家に同居しているようです。子連れBLの定番の、子供の初恋は親…じゃなくて兄貴のカレシってのを経験中。この話の続編、あるかな。

 あらすじ(PCはマウスを乗せると表示)人と食事をするのが苦手な豊が、ある日公園で出会ったのは歳の離れた兄弟・穰と種。一緒にご飯を食べるようになった三人は…。
(Amazon「内容紹介」より)

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