パラダイムシフト (オメガバース プロジェクト コミックス)
製薬会社研究員・山木真(やまきまこと)×製薬会社主任研究員・日々谷太介(ひびやたすけ)

《感想》

「オメガバース」コミックの観想は、当ブログではお初です。世界観をご存知の方も多いとは思いますが、「オメガバース」ってなに?な方は、柴元さんが書かれた参考記事メモでざくっと概要を掴んでから、感想を読まれることをおススメします。

では改めまして感想を。性以外にアルファ・ベータ・オメガの3つの階級が存在する、パラレルワールドが舞台です。アルファが絶対的に有利な世界で、ひたすら実力で頑張ってきたベータの太介が、蜂のアナフィラキシーショックをきっかけに、オメガへと体質変化してしまいます。

オメガは理性で制御できない発情期があって犯罪を起こしたり、また太介の会社にはオメガをひいきする役職者がいたため、イメージは最悪。自暴自棄に陥ります。そんな日々谷を救ったのは、部下の山木でした。

このままハッピーエンドへ突っ走るのかと思いきや、今度は山木の父が立ちふさがります。身分差=階級差問題です。けれど魂の番の2人を周囲がどうこうできるものでないことは、山木の父自身が一番知っていました。なので切ないシーンはそれほど長くなく、前向きなハッピーエンドで終わります。

オメガバースの世界観を上手く使って描かれてますね〜。単にアルファ×オメガにするんじゃなく、ベータとして頑張ってきたからこその混乱具合がよく解ります。でもオメガバースって性別は問題にならない世界だから、BLじゃなくてもいいような気もしたり……ごにょごにょ(苦笑)

まだ日々谷がベータだったころ、山木が日比谷を魂の番と感じたのはなぜなのか?残念ながら作中では明かされていませんが、まさに本能で日々谷のオメガ要素を嗅ぎ取ってたってことなんでしょうね。

描き下ろしは、本編ラスト一コマの補足的内容と、二人が初めて出会った時の話。それから、その後の4コマです。なんと超プリティなお子が誕生してますよ!

ところで、「たすけ」の漢字は太介か太助か、どっちが正解なんでしょうか。描き下ろしでは”太介”ですが、本編中で社長が見ている診断書と一緒にある書類の名前は”太助”だし。BL的には、助さんより介さんなんだろうなぁ。

 あらすじ(PCはマウスを乗せると表示)大手製薬会社の主任研究員•日々谷(ルビ:ひびや)は科学一筋の36才。実験中にサンプルの蜂に刺されてアナフィラキシーショックを起こしたことから彼の運命が動きだす。体への違和感は強いセックスへの渇望に繋がり、日常生活を送れなくなる日比谷。そんな日比谷を献身的に支える部下の山木(ルビ:やまき)。次第に二人は上司と部下の関係を飛び越えて惹かれ合うが、山木には日比谷に伝えられない事実があったーー。
(Amazon「内容紹介」より)

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