コレクション (キャラ文庫)
画商・久木田洋昌(くきたひろまさ)×不動産会社社員・三弥間祥(みやましょう)

《感想》

本作を読んで一番気になったのは、「リゾラバって今でも通じる言葉なの?」ってこと。読者の年齢をはかる踏み絵を仕込むなんて、さすが水原さん。もちろん私は、踏めないお年頃ですよ(笑)

後書きにもあるように、水原作品といえば「ドロドロ」「暴力攻め」「従う受け」なイメージがまず浮かびます。好きな作者さんなんだけど、読むのに覚悟がいるので気力が必要。BL感想リハビリ中の私にはちょっぴり荷が重いんですよね。

そんな水原作品には珍しい明るいお話と知り、それならと読んでみました。冒頭から主人公は、南国で行きずりの恋(まさにリゾートラブ)を楽んでいます。いつもならこれは奈落への落とし穴なんですが、そんなことはなく。祥目線の軽い展開で話は続きます。

あらすじからもう少しミステリーな要素を期待したんですが、実際はそうでもなかったかな。久木田にしろ悪役にしろ、いつもよりキャラのインパクトが薄く感じました。オチも、過去を断罪されたわけじゃないから、ざまぁ感が少ないんですよ。ドンパチシーンがない分、話のメリハリも控えめ。

途中で引っかかることもなく、さくさくっと読了できました。BLリハビリにはちょっと軽すぎたかも。軽くて読みやすい作品を自分で選んでおきながら、すごく自分勝手な感想を書いてる自覚はありますよ、ハイ(笑)

 あらすじ(PCはマウスを乗せると表示)日本美術界を揺るがす無名の天才画家のコレクション―突然伯母から莫大な価値を秘めた絵画を相続した祥。その取り扱いに戸惑う祥に、数多の画商が群がってきた!!一番乗りで現れたのは、業界で「詐欺師」と黒い噂の若き画商・久木田。「わたしに預ければ、悪いようにはしない」そう微笑まれ、胡散臭く思うけれど、なぜか拒絶できない。一体誰を信じればいいのか―祥は選択を迫られるが!?
(Amazon「内容紹介」より)

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