狼の嫁迎え (白泉社花丸文庫 た 4-2)
ロシア人狼族アルファ・アレクサンドル=ニコラエヴィチ=ヴォルコフ×戻り狼・椎名玲(しいなれい)
※リンク作あり。既刊感想はこちら→「狼の妻籠み

《感想》

もし続編が出るなら、前作主人公たちの続きを予想してました。残念ながらリンク作でしたが、彼らもかなり登場してその後が垣間見えたのは嬉しかったですね〜。

今回は、ロシアの人狼族の話です。玲は狼の姿で生まれた「戻り狼」と呼ばれる存在で、7歳で初めて人型になるまでず〜っと狼でした。人型になったきっかけは、アレクサンドルことサーシャの周りの女の子に嫉妬し、直接話したいという恋心がきっかけ。筋金入りのサーシャ激ラブです。

サーシャにとって玲が特別で、このままずっと一緒にいられると思っていたら、「戻り狼」の特殊能力を狙う勢力が現れ、身を守るために玲は日本の人狼族、前作攻めの真神の一族に預けられることに。

それから8年、ロシアの情報が知らされず我慢でき亡くなった玲が強引に行動したしたことから、事態は動き始めます。サーシャが再会直後は冷たいんですが、理由があるんだろうって読者には簡単に推測できます。

玲がね〜、何も出来ないのに感情で行動して事態を引っ掻き回す、私の苦手なタイプ。でも真神での玲の教育係・隼斗が「子ども扱いして何も教えないで、肝心なときは大人になってわきまえろというのは勝手だ」というのも、確かにその通りで。こちらの都合ばっかり押し付けちゃダメだわ〜って自分を反省しました(笑)。

「戻り狼」の能力や、なんと妊娠している前作主人公・瀬津など、まだまだ気になる伏線は残ってます。これはまた続編があるかも?

前作といえば、作者・高尾理一さんのサイトで「狼の妻籠み」SSが公開されています。イベントで配布されたもので、本編後、真神のマナー取得のために頑張ってたら違う方向へ進んでいた、という内容。未読の方は、チェックしてみてください。
 高尾理一さんサイト「Second Lab.」→「SSの小部屋」

 あらすじ(PCはマウスを乗せると表示)ロシアで生まれ育った椎名玲は、狼に変身する人狼だ。幼い頃から面倒を見てくれたアレクサンドルを恋い慕っていたが、ある事情で離れ離れになってしまう。「必ず迎えに行くから」そう言われて八年、玲は待ちきれずにアレクサンドルに会いにいく。ところが今や有名な企業家でロシア人狼族のボスとなった彼は、玲など知らないと言い!?『狼の妻篭み』で話題の人狼ワールド、再び登場!
(Amazon「内容」より)

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