美獣とケダモノ (ラヴァーズ文庫GREED)
ハードボイルド作家・男鹿直忠(おがなおただ)×バーテン・阿立裕一郎(あだちゆういちろう)

《感想》

完全復活…とはいかないまでも、なんとか家の中が落ち着きました。今日は天気も良くて暖かいので、掃除と溜まった洗濯を済ませて、ひと段落。午後は久々にBL読書が楽しめそうで、良かった〜(笑)。

今日は、ダウンする前に読んでた本の感想です。ノリノリのエロエロがとっても楽しい(笑)作品で、さすがに寝込んでる最中だったらムリだったかな。しっとり系から楽しいエロまで、色んなジャンルが読めるのもBLの良いところですねぇ。

強引に一言でまとめるなら、ツンデレほんのりSM系BL。幼馴染設定もありますが、本文中でほとんど使われていません。前半は男鹿目線、後半は阿立目線の中篇2作が収録されています。

職業や見た目からオレ様っぽい男鹿は、実は真面目でやや純情な性格をしています。だから片想いしている阿立にズケズケ言われていじられて、不満や妄想やいろんな想いが積もり積もっても反撃も告白もしません。

一方の阿立も、言葉は悪く欲望には忠実でエロにも積極的なんだけど、自分から男鹿に告白はしないんですよね。男鹿に対してだけは乙女モードが発動するらしく、受け入れたい従いたいっていうのは、その最たるものでしょう。そんな自分を全面的に肯定してるところが、読んでて気持ちいいんですよ。

前半だけ読むと、阿立が男鹿の手綱を握って一方的にコントロールしているように見えます。でもちゃんと後半には、男鹿の大人らしいかっこよさが存分に発揮さつつ可愛いところも描かれています。阿立が乙女になるのも納得ですねぇ。

SMといってもメインは言葉で、しかもM側の阿立が積極的だから、痛い感じはまったくありません。むしろ明るくコミカルな感じのほうが強いかも。重いBLにちょっぴり気持ちが疲れた人、エロ楽しい作品が読みたい人におすすめです。

 あらすじ(PCはマウスを乗せると表示)「いいモノがあるんだけど、興味ある?」禁欲的な容貌の幼馴染み・阿立がバーテンを務める店で、ハードボイルド作家の男鹿は、見知らぬ男から妖しげな錠剤を手に入れた。「憎たらしい奴を跪かせることもできる」という売り文句に、長年邪な想いを寄せる阿立の顔が浮かび、つい買ってしまったのだ。顔を見れば暴言ばかり吐いてくる阿立に一度「ご主人様」と言わせてみたい…。そんな妄想半分で試した錠剤の効果は想像以上のもので―!?サディスティックな美しいバーテンと、スイッチが入ると鬼畜になってしまう小説家、二匹の獣の破天荒ラブ!!
(Amazon「内容」より)

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