描くのは愛 (ショコラ文庫)
天才贋作師・阿久津修平(あくつしゅうへい)×画廊勤務・的場幸洋(まとばゆきひろ)
※旧版あり。感想はこちら→「描くのは愛

《感想》

今日はクリスマスイブですね〜。クリスマスっぽい作品を選ぼうと積読山をチェックしていたら、この作品が目に留まりました。クリスマスとは関係ないけど、大好きな作品で、そのまま読書へ突入。やっぱり大好きだなぁと再確認しました。

持っている作品の新装版が出た場合、買うかどうかは、改訂版かどうかor追加収録話はあるか、にかかってます。今回は加筆修正あり、書き下ろしの20ページ短編、そして新作イラスト…は不可能ですが代わりにラフが収録。充実した新装版になっています。

本編の感想は前にも書いてますが、今回改めて読んだ感想を。話は幸洋目線で進みます。一つ目のポイントは、失踪した幸洋の父と消えた絵画を追うというミステリー要素。そしてもう一つのポイントでメインなのは、幸洋と修平の恋愛です。

ミステリー部分については、絵は見つかりましたが父の生死については明らかになっていません。今後の捜査次第では…という終わり方。でも主人公母子が納得してるからいいんでしょうね。

メインの恋愛は、甘くていいですねぇ。天才というオレ様キャラの修平が、幸洋の前では素直で一途で言葉を惜しまない青年になるんです。意識してではないからこそ、その言動はストレートに幸洋に伝わっていきます。

幸洋は、贋作の依頼をするような大胆さがあるかと思えば、画廊オーナーの精神的支配から上手く逃げ切れない弱さもあり、なかなかアンバランス。でも修平と出会ってからは、どんどん強くなっていきます。本来の性格が表に出てきたのかな。強い受けは好物なので、今回よりいっそう楽しく読めました。

書き下ろしのSSは20ページで、本編ラストで2人が話していた京都旅行編。修平の過去や贋作マエストロとしての待遇の一端や、軽井沢で暮らすお互いの父母の様子が描かれた、まさに後日談という感じ。

初版同封ペーパーは、さらに数日たった京都旅行の話です。これは雑誌にも掲載された内容で、筆プレイを楽しむ新婚さんな2人(笑)というエロメインです。電子書籍版にはこちらも収録されているようですね。

表紙は、旧版と同じ故朝南かつみさんの素敵イラスト。でもRenta!だと、表紙の上半分しか表示されないんですよ〜。確かにオールヌードで足を絡めあった色っぽい構図ではありますが、隠すほどキワドイものでもないと思うんですが。作中のワンシーンでもあるので、ぜひAmazonの文庫版でがっつり確認してください。

◆あらすじ(Amazonより)
的場幸洋は父の汚名を濯ぐため、天才贋作師である阿久津脩平の元を訪れ仕事を依頼する。それですべてがうまくいくように思えたが、依頼が完成品の存在しない作品を描く代作だということから事態は一転する。まだ見ぬ作品のためならなんでもすると決めていた幸洋だが、なぜか脩平にキスされ押し倒されてしまう。やらせるのが仕事を受ける条件だと言われた幸洋は何も言い返せず……。書き下ろしSS同時収録。

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