今宵、君を想う。 (花音コミックス)
サウンドクリエーター・永岡熙生（ながおかひろみ）×広告代理店勤務・碓氷成政（うすいなりまさ） 表題カップルほか
※短編連作集です。既刊感想はこちら→「今宵、君に酔う。」
《感想》
AmazonでBLコミックスの一覧を眺めてて、続編が出てることに気付きました。前作を読んだのは、4年半も前。ブログを始めて、まだ数ヶ月の頃です。もう前作は手元に無いので、自分の感想でなんとか記憶を手繰り寄せて復習を試みましたが、私の海馬は拒否（笑）。あきらめて読み始めました。
続編ということで、主人公たちは既に両想い状態でスタート。同居、多忙・仕事の違いによる様々なすれ違いもその度に解決しより絆を深めます。おかげで一番の山場、永岡の過去の苦い思い出とその相手がちょっかいをかけてきた時は、碓氷も逃げることなく立ち向かいます。
すれ違いがあってもヤキモキする時間は短いのが、短編シリーズの良いところ。基本的に1話で完結していて読みやすいですね〜。いろんな山を越えて、2人の関係も一段落したので、続編は…出ないかも。合間には、箸休め的なリンクカップルも登場。こちらも仲良く、安心して読める1冊でした。
カバー下には、永岡の学生時代の話に。ちょっぴりヤブ蛇なオチでした。なんでも正直に話せばいいってもんじゃないですよ〜(笑）。
今宵、君を想う。 (花音コミックス)
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日輪早夜
芳文社 2011-01-29
芳文社 2011-01-29
