蜜なる異界の契約 (キャラ文庫)
異界の皇子・ベレト×代議士隠し子・裄丈泰幸(ゆきたけやすゆき)

《感想》

人外BL、しかも笠井あゆみさんのイラストとなったら、買わないわけにはいかない!そう意気込んですぐに購入したのに、結局読めたのは、今。早起きして時間調整するつもりが、いつもより朝が遅いのがすべての原因。ぬくぬくのお布団がすべての元凶なのは、いうまでもありません。冬の朝の布団って、まさにこの世の天国ですから…。

いつものごとく、まずはつっこみから。Amazonの「内容紹介」で泰幸が”ヤクザ"となってますが、違います。確かに美人局とかやってますが、これが組織に属してるわけでも職業ってわけでもなくて。あえて言うなら、時間をもてあましたチンピラもどきってところでしょうか。だから逆に本物の極道に「シマ荒らし」として追われることに。

危機一髪なところで助けてくれてたのが、ベレトでした。父の愛人を寝取って追放されたベレトは、大勢の人間の中からなぜか泰幸に強く惹かれます。その理由は今回明らかにされていません。ただ、泰幸はベレト達異界人の背中の翼を視る能力があることから、過去や先祖で何らかの関わりを持ったことがありそう。あえて伏線を残すのは、人気次第で続編パターンでしょうか。

基本的に二人の恋愛話がメインです。ベタベタ甘すぎないのは好みですね。ただ、全体的にさらっと流されてる部分が多い気もします。例えば終盤にベレトが泰幸と距離をとる場面があり、これは恋心を自覚したベレトが戸惑った結果なんですが、この説明がセリフ一言なんです。ベレト視点でもっと詳しく描写して欲しかったな。

実際の恋愛は「なぜこの人なのか」なんてはっきりしなくて当たり前。でも小説では、その答えが欲しいんです。これってワガママなのかなぁ。

イラストはたっぷり堪能できました。表紙や口絵のカラーの素晴らしさはもちろん、挿絵のエロシーンは色気たっぷり。もしシリーズ化するとしても、笠井さんのイラストは変更しないでほしいわぁ。

 あらすじ(PCはマウスを乗せると表示)大きく広げた漆黒の翼、威圧感を纒う美貌―極道に絡まれた泰幸の前に現れた、黒ずくめの男・ベレト。眼力ひとつで泰幸を救った男はなんと魔界の王子!父の逆鱗に触れ人間界に追放処分になった身だった―。心も自在に読むベレトは半身半疑の泰幸に「願いを叶える代わりに精気を吸わせろ」と契約を迫ってきて!?雄大な森林から一瞬で夜の砂漠へ…連れ去られ抱かれるエロティックラブ。
(Amazon「内容」より)

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