ペーパームーン (ガッシュ文庫)
大学病院内科医・相沢一樹(あいざわかずき)×浩之(ひろゆき)=間宮秀明(まみやひであき)
※シリーズ物です。既刊感想はこちら→「ムーンライト

《感想》

いつの間にか続編が出てたんですね。まったく気付きませんでした。このブログで「続編希望」なんていつも書いてるくせに、その後がチェック漏れしてる作品は多くありそう。一度、見直してみようかな。

無事に手術を終え、残り少なかった浩之の命のタイムリミットはいったんリセットされました。でもそれは無期限になったわけではなく、期限がわからなくなったということ。だから2人は、毎日を楽しんで生きることを心がけています。

今回2人に訪れる試練は、性衝動のズレとストーカー。前者は浩之の体のこともありますが、どちらも相手に気を使いすぎていたことが最大の原因でした。一緒に出かけて時間を設けたことで、彼らなりのペースを掴んだようです。

後者については、かなり重たい設定でした。一樹が救急で担当した女性患者がストーカーで、彼女の両親にも問題があります。警察を呼ぶ騒動になってどうオチをつけるのかと思ったら、そのままフェードアウトしていきました。まぁ脇役だから、仕方ないのかな。このストーカーに対する主人公達の態度が毅然としていたので、展開にイライラすることはありませんでした。

こんなプラスマイナスまとめていろんな体験を通して、浩之の世界は広がっていきます。吸収して成長していく彼は、本来とても強くてしなやか人物なんだと実感させられました。そしてそのことを喜べる一樹は、懐が広いというか。お互いの気持ちを確信してるからこその、余裕なのかも。このブレなさ加減が、読んでいて気持ちよかったなぁ。

 あらすじ(PCはマウスを乗せると表示)後悔することなく、今を生きたい―。心臓に持病を持つ浩之は、大学病院の医師の一樹と恋人同士になった。しかし温かく幸せな同棲を始めた浩之には悩みがある。バチスタ手術に成功したものの、過度の興奮が心臓にどれだけ負担になるのか分からないのだ。一樹の愛は信じているけれど、健康体の一樹に濃厚なセックスを満足にさせてあげられない。感情の赴くまま共に快楽を追い求めたい浩之だったが…。
(Amazon「内容紹介」より)

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