千分の一の確率 (幻冬舎ルチル文庫)
警視庁警視・岡谷暁嗣(おかたにあきつぐ)×鑑識官・佐倉周一(さくらしゅういち)

《感想》

絶版になっていたノベルズの再文庫化、最近多いですね。オマケのSSがつくことが多いので、既刊を持っていない場合は大歓迎。持っている場合は、購入するかどうか、とっても悩みどころです。今回は持ってなかったので、迷わず購入しました。

内容は、100P程度の中篇2本とおまけSSが2本で、SSの1本は書き下ろしになっています。中篇2作は微妙にリンクしてますが、別々に読んでも全く問題ありません。

まずは表題作。警察に所属する方々が主人公で、事件もそれなりに発生しますが、おまけ的な扱いです。キャラはこのままで職業を変えても、あまり問題はないかも。暁嗣はやり手のキャリアという設定ですが、周一が相手だと、軽薄で嫌味なお兄ちゃんって感じなんです。

熱烈甘々とは程遠く、むしろ淡々とした風に進むので、お互いどこがそんなに気にいったのか、ちょっと解りづらいところもあります。でもまぁ、一目惚れってそんなものかな、とも思ったり。書き下ろしSSは、この2人の話です。ホラーっぽい吸血鬼キャラ(?)が登場してるんですが、もしかして彼が主人公の話もあるんでしょうか。

もう一つの中篇のほうが、私は解りやすかったかな。本当は想いあってるのに、お互いに臆病になって中途半端な関係から踏み出せなくなっています。ヘタレ×ツンですね。なんとかまとまりましたが、背中を押した友人はずっと受けさんが好きで支えてきたから、ちょっと可哀想。彼にはぜひ幸せになってほしいもんです。

ゲストキャラで茅島氏が登場したのは、嬉しいおまけですね。出てるのは知ってたので驚きはないんですが、読めてよかったぁ。相変わらず浮世離れしてます。そういえば、今月は「茅島氏の優雅な生活〜プロポーズ編〜」も発売になるし、とっても楽しみ。

 あらすじ(PCはマウスを乗せると表示)初対面が最悪だった警視・岡谷暁嗣と鑑識官・佐倉周一。数年後に再会するが、エリートコースを歩んできた暁嗣は、自分に対して反抗的な態度の周一に新鮮さを感じ挑発を試みる。「俺を好きになる確率は?」問いかける暁嗣に周一の答えは!?表題作に加え、体を重ねながらも素直になれない同級生たちを描く「グリーン・グラス」ほか書き下ろし短編も収録して文庫化。
(Amazon「内容」より)

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