恋心 (ドラコミックス 302)
会社員・崎尋康(さきひろやす)×大学生・篠宮準(しのみやじゅん) 表題カップルほか
※表題シリーズ作ほか短編3作です。既刊感想はコチラ「オトコ心」「コイビト心」
《感想》
前作からあまり間を空けずに、続編が出ました。大好きなシリーズだから、ものすごく嬉しいよぅ。でもその代償として、シリーズ作は1冊の半分にも満たないんです。早くしかもたっぷり読みたいのは、読者の身勝手なワガママ(苦笑)。分かっちゃいるんだけどね〜。
シリーズも3冊目ということで、単に「好きだ」から一歩進んで、これからも一緒に居る未来を考えてます。特に準が、自分の気持ちを言葉にして行動し始めました。一層可愛さとたくましさが増していく準に、今以上に崎はめろめろでろでろにされるんだろうな。
今回は準の叔父さんも登場。準の親族らしくほんわか世間離れした雰囲気ながら、崎との関係に気付いてたりと、一筋縄ではいかない仙人のような人物です。今後、彼が主人公のリンク作も出たりするかも。
シリーズ収録作が少なかった分、笑えるシーンが控え目に感じました。このシリーズは笑いも魅力の一つなので、次回は期待したいと思います。そうそう、おまけの描き下ろしは、二人で過ごすクリスマス。甘々えろな、砂糖5倍のココアのような話でした。
同時収録の短編は、社会人モノと学生モノ×2。笑いの要素は、昔から散りばめられてたんですね。4年ほど前ということで、絵が少し違います。今よりもキラキラしてまつげも長くて、ちょっと耽美な雰囲気が。個人的には、表情から感情が伝わりやすく感じる、今のスッキリした絵のほうが好きかな。
ということで、新作はゆっくり待つので、丸々表題シリーズでお願いしますね〜。
コアマガジン 2011-12-24