不器用、なんです (二見書房 シャレード文庫)
刑事・麻生忠勝(あそうただかつ)×刑事・百済雪雅(ももずみゆきまさ)

《感想》

毎日寒くって、これだけ続くと嫌になりますね〜。でも今日は節分。ということは、明日は立春で、暦では春が近づいてきてるわけで。早く来てほしいけど、そうなると花粉症の季節も始まるし。悩ましいもんです。

寒さで外出しないせいもあって、積読山消費は少しずつ進んでます。今日の本も発売後すぐに買ったのに、つい山に紛れ込ませてしまって、もう半年以上。深く考えずに手にとって、「もっと早く読めばよかった…」と後悔しました。

主人公達が刑事ということで、事件がメインで進行。麻生の妹が被害者となった過去の事件も関わってきて、なかなか重い展開です。読後もやもやする可能性もあったわけですが、そんな空気を吹き飛ばしてくれたのが、主人公2人の個性的なキャラとテンポの良いやり取りでした。

綺麗な顔と名前に反して、犯罪者に対しては瞬間的に切れて凶暴になることから「狂犬」とあだ名される百済。一方の麻生は、そんな百済をぎりぎり抑えられる人の良いオッサンかと思えば、超むっつりエロスケベ親父という一面も持ってました。そんな2人の会話は、その場面が目に浮かぶような軽快さ。さすが中原さん、って感じです。

鬼塚征士さんの白黒コントラストのイラストも、とても話に合ってました。話をぐっと締めて、色っぽいシーンもあって。このお2人のコンビの作品は、ぜひまた読んでみたいですね。

 あらすじ(PCはマウスを乗せると表示)「俺はお前の手が好きなんだよ」――クールな美貌に似合わず中身は超キレやすいため「狂犬」のあだ名を持つ百済。そんな百済のお目付け役兼相棒は、強面の外見とは裏腹なお人よしのベテラン刑事・麻生。刑事になる前から互いに付き合いがあり、狂犬を手懐けられるのは麻生だけだとしぶしぶコンビを組まされた二人。しかし麻生が呟く無意識の口説き文句に百済の胸はざわめいて…。そんな折、街で女性ばかりを狙う暴行事件が発生し……。 
(Amazon「内容紹介」より)

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