ワイルド&セクシー (SHYノベルス274)
公安刑事・湯川こと桐谷円次(きりたにえんじ)×バーオーナー・一宮悠介(いちみやゆうすけ)
《感想》
あいたたた…。嫌〜な予感はしてたんですが、やっぱり腰を痛めちゃいました。そのせいで段取りがくるってPCの前にほんのちょっとしか座れず、昨日はアップを断念。年末にきて不定期更新に。明日はなんとかなるかなぁ。とりあえず読了したこの本の感想は、忘れないうちに上げておきますね。簡単バージョンです。
大人な男の恋話です。視点が受け攻め両側から書かれているので、お互い相手についてどう思っているのか、判りやすくなっています。事件よりも2人の関係がメインだから、桐谷の正体も読者には早い段階でネタ晴らし。話が進むにつれ、第一印象に反して一宮にほれ込んでる感じに、好感度は急上昇です。
一宮は、思わせぶりな背景かと思ったら、案外普通でした。しかも過去の恋について、「自分の趣味は悪い」なんて言ってるから、一体どんな相手かと思ったんですが。具体的な記述は無いけど、議員の愛人以外は普通の恋愛でも経験しそうに思ったのは、私だけでしょうか。
なんだかんだいって、熱烈相思相愛なこの2人。朝南さんの色っぽくて大人なイラストがピッタリですね。実はこういう関係が好きだったりするので、シリーズ化してほしい〜。お互いの過去とか仕事がらみで、まだまだ世界は広がりそう。ぜひ続編を!
大洋図書 2011-11-19