午睡の森で、 (ニチブンコミックス KAREN COMICS)
美大予備校講師・白河晃司(しらかわこうじ)×予備校生・守矢(もりや) 表題カップル他
※短編集です。
《感想》
やっぱり忙しくて、なかなか小説は読めません。私は元々小説読みで、積読山も8割は小説なんですよね。年内は標高の大台切るの、もうムリかも。
そういうわけで、今日もコミックスの感想。初コミックスだそうで、短編集になってます。これは、タイトルと表紙がとっても気になって購入しました。でも実は、収録作とは微妙な違いが。「で、」は、本編にはついていません。付いてる方が、この後なんて続くんだろうって気になります。ちょっとの違いだけど、大きな違いですね。
無い方の本編は、コミックス最後に収録されてます。内容そのものは、卒業したら離れていくと思う教師と、離れてからの心配より本当の気持ちがほしいと情熱全開の生徒、という先生×生徒の定番。受けの守矢が「ニンフ」と表現されてるのが、いまいちピンときませんでした。だって女性っぽい容姿じゃないし、天然ちゃんって訳でもないし。白河先生の森の絵は、もっと見てみたかった。
全体の感想としては、既に成立したカップル物が多いなぁというのが、第一印象。どのくらいかと思って目次を見返したら、あらら。描き下ろしの表題その後を除くと、5作中2作しかありません。その2作のインパクトが特別強かったわけでもないし。う〜ん、完全に思い込みでした。
エロシーンが表題作以外全部に入ってたのも、ちょっと意外。サービスシーン的な雰囲気がありますが、エロメインという話ではないし、この絵なら無くてもいいかも。この辺は、編集部の方針かな。
新人さんということで、今後の成長が気になるところです。
日本文芸社 2011-10-28