寡黙に愛して (キャラ文庫)
不動産会社社長・宗像天章(むなかたたかあき)×ビル大家・有里早紀(ありさとさき)

《感想》

火崎作品の新しいのはほとんどチェックしてるけど、多筆な作家さんかつ活動されてる年数も長いから、古いのはまだまだ未読作品があります。新しいの追いかけてると、過去作品はついつい積読山へ。そこで整理を兼ねて、数冊まとめ読みしました。これはその中の一冊です。

唯一の肉親だった祖母を亡くし、遺産のビルを継いだ早紀は、宗像から祖母の借金を告げられます。始まりが借金とくれば、「体で払え」というのが、BLお決まりパターン。でもこの作品は違います。宗像はごく普通の社長で非道なヤツではなく、無理なことも言いません。そんな宗像の元に押しかけたのは、早紀の方でした。

会社経験はありませんが、家事が得意な早紀は与えられた仕事(宗像の自宅整理)を精一杯こなし、認められます。お互いに一緒に過ごすうちにどんどん気持ちが近づきますが、想いは秘めたまま。そんな2人の背中を押したのは、誤解と誘拐というちょっとした事件でした。

タイトルに「寡黙」とありますが、宗像はそんなに無口な印象はありません。余計なことや、相手を見下すようなことは言わないので、むしろ好印象。早紀も自分を卑下せず、自分の考えははっきり伝えます。だから読んでて気持ちがいいんですよね。イラストも大好きな北畠あけ乃さんで、言うことなし。でも、甘々が好きな方にはちょっと物足りないかもしれません。

火崎さんの最新作は好きな作品の続編なので、とても楽しみです。早くゲットしなきゃ〜。

 あらすじ(PCはマウスを乗せると表示)借金が返済できなければビルを立ち退け!?不動産会社の若き社長・宗像に、難題を突きつけられた早紀。祖母の残した家を手放したくない早紀は、借金のカタにハウスキーパーをすることに!!部屋の掃除から毎日の食事の支度まで、懸命に働く早紀。けれど、宗像の眼鏡の奥の表情は、いつも静かで読みとれない。ところがある日突然、宗像のオフィスで補佐をするよう命令されて…。
(Amazon「内容」より)

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