SUPER LOVERS 第3巻 (あすかコミックスCL-DX)
元ホスト・海棠晴(かいどうはる)×高校生・海棠零(かいどうれん)
※シリーズ物です。既刊感想はコチラ→「1」「2

《感想》

2巻目よりは少し間が開きましたが、まだまだ良いペースですね。このまま突っ走ってください!

3巻目は、零が大人の階段をひとつ上ります。そう、肉体的に。って、ついに晴にーちゃんと、というわけではありません。青少年の肉体的成熟を発散するアレを教えてもらったという、まだまだ上り始めのところです。もちろんそんな変化は、晴に対してだけ感じるもので。二人の気持ちのベクトルが違うと感じている零ですが、実はそんなことはなんじゃないの、と思える内容でした。

例えば、自分の気持ちや体の反応は「おかしい」と晴に伝えたところ、言い争いに。晴の言葉の裏には違う意味があると思うんですが、晴のすべてを真正面から零は受け入れてしまうため、「自分はおかしい、嫌われてる」と感情を弾けさせます。

もちろん晴はそんな零が可愛いくてぐちゃぐちゃにしたい気持ちでいっぱいですが、まだそこは大人の余裕を見せて、同じ欲望を持っていることを教えるだけで耐えました(笑)。

さくさく二人の仲が進まないところがじれったくもあり、でも納得もできるんですよね。自分を形作るもの全てが晴から与えられた零の世界が広がり始めるまで、晴が「零が刷り込みではなく零自身の意思で選んだ」と確信できるまで、桃色シーンはお預けかな。

次回以降は、ついに最強の母親・春子の登場のようで、嵐がおきそうです。あ〜早く読みたい。

 あらすじ(PCはマウスを乗せると表示) 「お前が望むなら、俺はただの『弟』でいる」と血の繋がらない末っ子・零に宣言された長男・晴でしたが…?
(Amazon「内容紹介」より)

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