ファインダーの熱情 初回限定版 (ビーボーイコミックス)
実業家・麻見隆一(あさみりゅういち)×カメラマン・高羽秋仁(たかばあきひと)
※シリーズ物です。前巻感想はコチラ→「ファインダーの真実」
《感想》
今月発売のBLで楽しみにしていた「ファインダーシリーズ」を読了。軽いのが読みやすいわぁ、とぼやいていた私の願いが聞こえたかのように、楽しめる中篇2作+短編が収録されていました。
雑誌の付録になっていた、拉致から脱出して南国でリフレッシュしつついちゃこら堪能する2人の後は、日本に帰国して麻見との距離感に悩む秋仁の話です。麻見も関係する事件を追いつつ、やっぱり離れられないと悩んでますが、まだ甘い雰囲気の方が強いですね。本格的に苦悩するのは、今後の展開にこうご期待、といったところでしょうか。そうそう、祝!同棲開始(笑)。
もう一つの中篇は、「恋する遺伝子」の学生カップルとのコラボ作品。京都への修学旅行に、カメラマンとして秋仁が同行。こちらは純粋に番外編といった感じで、楽しめました。
そしてそしておまけの小冊子は、なんと飛龍が登場。温泉宿で臨時に働く秋仁を巡り、麻見と火花を散らしてます。しかも秋仁を挟んで、飛龍が前、麻見が後なシーンがある訳で。これはサービスカットなんでしょうか。最近は少なくなった肌色率の高い表紙といい、やまねさんのエロにかける心意気をがっつり感じました。やっぱりこのシリーズはこうじゃないとね。今後も期待してますよ〜。
リブレ出版 2011-04-09