惑わすつもりはないけれど (ラヴァーズ文庫)
ストーン販売店オーナー・藍青(らんせい)×清掃会社勤務・佐藤修司(さとうしゅうじ)

《感想》

久しぶりの高月さん、とっても楽しく読めました。今の自分のバイオリズムにピッタリな感じ、なのかしら。

表紙を見ると監禁モノに見えますが、その手は一切ありません。俺様な攻めとお母さん気質な受け、という高月さん定番の組み合わせです。藍青は単なる俺様ではなく、電車で修司を見かけてから1年間ただ見つめているだけだったという、シャイな一面も。知り合ってからそのつもり積もった想いが爆発するのかと思えば、強引さはあるものの、一応修司の気持ちを尊重しています。このあたりに、修司もほだされたんでしょうね。

藍青が経営している店がパワーグッズ大好き乙女の聖地という設定で、石の名前や種類がばんばん出てきます。好きな人は、楽しめるんじゃないでしょうか。そちら方面全く無知な私は斜め読みでしたが、面白そうだなぁってちょっと興味がわきました。

ところで、攻めの名前。つい最近似たようなのを打ち込んだなぁと思ったら、「花嫁と王子様」の青藍でした。順番が逆になっただけという、一致度の高さ。あんまり見かける名前じゃないのに、偶然ってすごいですね。どちらも攻めなのは、色のイメージでしょうか。受けなら、白とか翠とかかな。

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL漫画感想へ
にほんブログ村
応援ポチよろしくお願いします