ラヴァーズ ワールドエンド (B’s‐LOVEY COMICS)
殺し屋・ラッセル×殺し屋・サトイ 表題カップル
会社部長・谷口久義(たにぐちひさよし)×部下・川上巽(かわかみたつみ) ほか
※短編集です。

《感想》

てんぱってます。大忙しです。過去今までになかったくらい、ドタバタな年末です。そうならないように計画してはずなのに。まぁ、計画はあくまでも計画。突発事項までは予想できませんからね。

そんななか読んだこの本、すっきりにこにこハッピーエンド好きな私の望む方向とは、ちょっとベクトルがずれてます。でも独特の雰囲気に、妙に嵌りました。

例えば、表題作は一応両想いとはいえ組織から裏切り者として一生追われる生活だし、2作目は青春の甘酸っぱい想い出、ラストにいたってはいったい誰が兄で誰が死んだのか、ホラーなのかミステリーなのか謎のまま終わってます。全然単純明快じゃありません。でも余韻がいい感じなんですよね。ちょっと骨太な絵とも合っています。

と、ここまで書いて気付きました。前に感想をあげた「流れ星ミュージアム」の方だったんですね。ということは、まだ一線で活動されているわけだから続編もそのうち読めるかも、そんな希望を感じた一冊でした。

 あらすじ(PCはマウスを乗せると表示)ストーリーテラー・松木加斎、待望の短篇集!「この人が死んだら俺は嫌だ 俺はサトイさんが好きなのだ――その日から 俺は人を撃てなくなった」愛した相手はベビーフェイスな”殺し屋”。アンダーグラウンドな世界に生きる二人のせつなすぎる恋を描いた全篇描き下ろしの表題作「ラヴァーズ ワールドエンド」を始めとした、計6篇の作品を収録。
(Amazon「内容紹介」より)

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