月夜の子守唄 (リンクスロマンス)
機動衆長・後藤数馬(ごとうかずま)×元武家子息・葉山市之介(はやまいちのすけ)

《感想》

朝南かつみさんのイラストって、時代物でも合うんですねぇ。良く考えたら、ストイックなのに色気があるって、武士にピッタリかも。

あらすじにあるのは、冒頭の30P程度。その後、市之介の身元を吐かせるため拷問されます。実はこれ、自覚の無いまま市之介に一目惚れした数馬(裏表紙あらすじの「直之」は間違い)が、相手のことを知りたいという下心つきだったんです。でも市之介は役人に騙され仇に襲われたこともあるため無言を通し、大変なことになりかけますが、幼馴染が組織にいたため、開放されます。

その後二人は、共通の敵を倒す為共同戦線を張ることに。行動を共にすることでお互い信頼を深め、いままで誰にも見せなかった心の内をさらけ出し、体を重ねます。でも仇をもつ市之介は、数馬の告白を受け入れることが出来ずすれ違ってしまいますが、、仇を捕らえる作戦は進行して…という話です。

主人公が二人とも、男なんですよね。これは私の中では高ポイント。単身で敵を10年も追いかける市之介が弱くては、話になりません。気持ちの上では対等で、思考に柔軟性がある市之介が受け入れる、というのは凄く納得できる関係です。これはあだ討ちのシーンを含め最後まで一貫しました。こういうの、大好きです。

あだ討ちが終わった二人の今後は、続編が作れそうですね。作者さんも後書きで「まだまだ書き足りない」とのこと。道場師範となった市之介の活躍、もっと読みたいです。そのときは、今回はラストの一枚だけだった数馬の正面顔のカット、増やして下さいね〜。

 あらすじ(PCはマウスを乗せると表示)幼少時に伝説ともいわれる盗賊に両親を殺された、元武家の子である葉山市之介は、仇を討つため、その盗賊を追っていた。久しぶりに江戸に戻ってきた市之介だったが、町で火事に遭遇してしまう。不審な火事が、追っている盗賊の仕業ではないかと疑いを持った市之介は、翌日現場で盗賊の痕跡を発見する。しかし、そこで鉢合わせた将軍直轄の若き長・後藤直之に疑われ、拘束されてしまい…。
(Amazon「内容」より)

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