ドン・レオーネの花嫁 (プリズム文庫 hy- 9)
マフィア頭首・レオーネ=ディ=サルヴォ×ごみ処理開発会社社長・藤剛智史(とうごうさとし)

《感想》

お気楽な内容ですが、BL愛読者の年齢を判別する踏み絵(笑)のような作品でもありました。「リゾラバ」って今でも通じる言葉なんでしょうか…。

智史は、会社の借金と引き換えに、日本の極道に嫁入りすることになりました。でも本人は割り切っているので、悲壮感は全くありません。相手方からも好意を寄せられ、いざ神前へという時に現れたのが、「リゾラバ」の相手・レオーネでした。

レオーネに連れ去られた智史を追って、舞台はイタリアへ。極道やレオーネの側近、敵が入り乱れる展開に。マフィアと極道とはいえ深刻さはなく、無理やりや媚薬も登場しません。智史の気持ちはレオーネに向いていて、すったもんだしつつラストは落ち着くところへ落ち着いてハッピーエンドです。

この智史、美青年設定なんですが、気の強さは天下一品。ラストでレオーネと自分に手を出した敵への報復は、銃で撃たれた傷を蹴り、急所を踏みにじり使用不能にするという、極道も真っ青なものでした…。適材適所なところへ嫁いだね〜(笑)。

ところで。冒頭にも書いた「リゾラバ」ですが、これでもかと繰り返し登場します。何で今頃、と気になって仕方ありませんでした。これがリアルタイムで流行ったのって、バブルの頃の話だと思うんですが…。これに反応するかどうかで、読者の年齢を測ろうとする恐ろしい陰謀かもしれません(笑)。モチロン私は、しっかり引っかかりましたよ〜。

 あらすじ(PCはマウスを乗せると表示)結婚式で花嫁が攫われた!?切ない目に遭わされた新郎は、関東一帯を制圧する極道の総長。花嫁を攫った犯人は、花嫁が1ヵ月前にイタリアでリゾラバしちゃった美青年。そして、白無垢に綿帽子姿も麗しい花嫁は…なんと男。清く優しい好青年・智史の行く末は、極妻?それともマフィアの花嫁?とんでもゴージャス展開てんこもり。色男ひしめき合うウェディングラブ開幕。
(Amazon「内容紹介」より)

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