花嫁は閨で惑う (ビーボーイノベルズ)
ホスト・英貴樹(はなぶさたかき)×黒双会若頭・神流惣介(じんりゅうそうすけ)
※シリーズ物です。前作感想はコチラ→「花嫁は夜に散る

《感想》

昨日に続いて続編を読破です。相変わらずイラストがいいですねぇ。で、肝心の内容は。

う〜ん、正直微妙…。
今回は二人の関係がそれぞれの身内に知られ、そこに神流と上部団体の幹部の座を巡って対立する組が絡むという話です。こう書くと派手な事件があるようですが、ちょっとした嫌がらせと身内の暴走がある程度で、盛り上がりとしてはちょっと地味。

組長が受け、という設定はとても好きなんですよ。攻めが相手の立場を考え嫌がらせを黙っているというのも、従来の受け攻め逆の思考になっていて、面白いし。じゃぁ一体何が気になるかというと。

それは、神流の魅力が伝わってこないこと。美麗な容姿と相手をびびらせる迫力そして絶大な人望、とありますが、前作を含めここまで読んだ限りでは「さすが」と思わせる言動が少ないんです。大きな揉め事を治めるシーンなども殆どないため、ラストに身内の裏切り者を許す場面でも、懐が深いというより組を守るものとして甘いと感じてしまうんですねぇ。

むしろ英の方が男っぷりを発揮していて、二人の間が受け入れられたのも、そのおかげといっても過言ではないですし。せっかくちょっと捻った設定なので、もし続編があるなら、もっと神流の武闘派らしい場面を見たいもんです。

ゲストは前回に引き続き親団体組長で、ボディーガードは相変わらず無口です。こちらのシリーズ、一応一区切りとなっていますが、中途半端だったような。文庫化して続けて欲しいシリーズです。

≪追記≫
↑のゲストさんたちのシリーズが文庫化されました。新刊も出ていて嬉しいですねぇ。「え、なに?」という方はこちらをチェック

 あらすじ(PCはマウスを乗せると表示)「もう、我慢も限界や」―研ぎ澄まされた刃のような美貌の黒双会組長・神流は、名実ともにNo.1の座をほしいままにするホストの英と想いを通わせ、週末ごとに熱く身体を重ねていた。しかし、神流を親団体の若頭補佐に、という話が上がる中、神流は片腕の若菜から「英と別れてほしい」と言われてしまう。英もまた、彼を慕う後輩ホストから神流との関係を反対され…!?ホスト×美人ヤクザの蕩ける恋、オール書き下ろしで待望の続編登場。
(Amazon「内容」より)

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