眠り執事にめざめのキス (コバルト文庫)
大学生・津山雅樹(つやままさき)×元家庭教師・向坂周(さきさかあまね)

《感想》

表紙がとても素敵ですね〜。パジャマと燕尾服のツーショットにお花が飛び交ってます。薔薇じゃなくて椿とか。

執事といっても本物ではなく執事カフェ勤務で、燕尾服も実は制服なんです。で、なんで眠り執事かというと、実は周は夢遊病だった訳で。意識のない状態で元教え子の雅樹の下宿に現れてたんですね。もっともこれが判明するのは話も半分以上過ぎてから。それまで本作の主人公である雅樹は「一体どうして。もしかして仕返し?」と悩むことになります。

実は、両親に省みられずひねた子供だった雅樹の家庭教師が周でした。自分に媚びない周にすっかり夢中になった雅樹ですが、お互い子供で上手く相手を思いやることが出来ずすれ違い、家が差し押さえられたのを機に無理やり想いを遂げて以来、疎遠になっていたんです。

前半は雅樹視点で現在と過去の状況が説明されます。そして後半、周がゲイで雅樹が好きなこと、疎遠になってからも様子を見に来ていたことなど、一気に周の事情が明らかに。雅樹は自分の気持ちを言葉で周に伝え(初めて!)、嬉し恥ずかし合体してハッピーエンドです。

実はあんまり期待しないで読み始めました。随分昔に読んだあさぎりさんのBL小説が、あまり相性が良くなかったので。その時はなんとなく不自然な感じを受けたんです。でもこの本はテンポが良く、波長が合いました。過去の回想シーンの入り方が若干気になる部分もありましたが、「この先どうなるの」って期待しながら読み進み、読後感もすっきりOK。

予想外の好感触だったから、最近の他の作品にも挑戦しようかなぁ。ただいま検討中〜。

 あらすじ(PCはマウスを乗せると表示)「お目覚めですか、お坊ちゃま」―。朝、目が覚めると理想の執事がいた!驚く大学生の雅樹に対し、完璧な執事スタイルの謎の男は周と名乗る。雅樹は六畳一間の下宿暮らし、とてもお坊ちゃまと呼ばれる立場ではない。過去の罪を思い出し、一年で一番落ち込む日、雅樹の欲望が現実になったというのか?かいがいしく世話を焼き、雅樹の切ない恋心を揺さぶる、美形執事の正体とは―。
(Amazon「内容」より)

以下は、「非実在青少年規制問題で思い出した」2010.03.18拍手お礼です。

「非実在青少年規制問題…」に拍手ありがとうございました。
今のところ「継続審議」という方向に動いているようですね。ということは、まだまだ決着は着かないということで。今後ブログに記事を上げなくても、関心はもっていたいと思います。

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