ファインダーの真実 (ビーボーイコミックス)
実業家・麻見隆一(あさみりゅういち)×カメラマン・高羽秋仁(たかばあきひと)
※シリーズ物です。既刊はAmazonでこちら→「ファインダーシリーズ」
前巻から続いていた、「ネイキッドトゥルース編」が完結しました。やっと秋仁が麻見の元に戻りましたよ〜。
麻見と飛龍の直接対決したり、秋仁に悩殺される新しいオッサンが登場したり、今回もてんこ盛りです。でもなによりも、とにかく秋仁が素直です。麻見にしがみついて泣くし「ずっと待ってたのに遅い」って拗ねるし。全身で麻見のことを感じようとして、えろシーンも必死です。
こんな可愛い秋仁相手だと、麻見もめちゃくちゃやさしくなるのは当然です。香港での諸々がトラウマになってる秋仁の為に南国リゾートまで来ちゃいます。麻見と南国!でも意外とリゾートファッション似合ってましたよ。髪も下ろして若返ってます。
書き下ろしラスト、日本に帰ってきたとたん、秋仁は再び全力逃走します。でもこれは、本当は逃げるためじゃなくて、麻見と対等になって心を手に入れるための逃走なんです。可愛がられるだけの存在なんて、秋仁のガラじゃありませんからね。
そのあたりはきっと麻見もうっすら理解してるでしょう。「戻る場所はひとつしかない」なんて余裕かましてます。しかしまぁ、今回の麻見の独白はラブ全開でした。「俺だけを愛するように」なんてねぇ。ファインダーシリーズはまだ続くようなので、今後の二人の奈落生活、楽しみにしてます。
ちなみにこのシリーズは、私にとっては別格なんです。元々BLは小説派だったのですが、シリーズ第1巻「ファインダーの標的」の表紙がとても気になり購入したのが運のツキ。その絵の素晴らしさとエロさにノックダウンされました。普段、イラスト集や雑誌は購入しないのですが、このシリーズの本関連だけはこんぷりーとしてます。また雑誌で企画があるようなので、追いかけなきゃ〜。
あらすじ(PCはマウスを乗せると表示)
(Amazon「内容紹介」より)
リブレ出版 2009-06-10