恋の誘惑、愛の蜜 (CROSS NOVELS)
パティシエ・桐嶋貴之(きりしまたかゆき)×雑誌編集・相澤知也(あいざわともや)
表紙がとても私好みで購入。同じ所をぐるぐる廻るお話でした。でも意外と苛付かなかったのが不思議です。
恋人と長続きしない親友をずっとそばで見てきた知也は、貴之にいくら「好き」と言われても信じることが出来ません。まぁ、あれだけ「うっとしいのは嫌だ」と聞かされれば、そうなるのも当然でしょう。
でも、「無くすくらいなら自分から切る」「人のものになったら壊すかも」なんて激しい発想が、話の終盤に急に出てきたのがちょっと唐突でした。これがあるから最後のエロにつながるんでしょうが、ちょっと強引に感じました。
恋の誘惑、愛の蜜 (CROSS NOVELS)
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いとう由貴/緒田涼歌
笠倉出版社 2009-01
笠倉出版社 2009-01