歯科医の憂鬱 (キャラ文庫)
板金工・新城穂高(しんじょうほだか)×歯科医・三和悠紀生(みわゆきお)
※シリーズ連作です。前作はこちら→「ゆっくり走ろう

《感想》

藤井沢商店街シリーズ第2弾です。思ったより早くゲットできました。

前回と主人公は異なりますが、穂高は車つながりで立浪かんちゃんと面識があります。虫歯で苦しむ穂高に、三和の勤める歯科医院を勧めたのもかんちゃんです。

今回は中篇が2つ+短編1つで、中篇1つめは新城視点三人称で、二人が知り合い気持ち(と体)を通い合わせるまで。

2つめは三和視点一人称で、二人が相手に遠慮やあせりを感じながらも前に一歩進む話です。こちらでは三和が、自分の昔の男から新城を守るため、冷静な対応をしています。相手を守るため自分の身を犠牲に、というのはよくあるパターンですが、三和はちゃんと自分も守るんです。これでこそ大人の男です。

お色気と派手さがやや増した今回、前作のような手堅さはありませんが、楽しく読めました。シリーズ続編、また読んだらアップしますね。

◆あらすじ(Amazonより)
マスクの下の怜悧な美貌に、キツい口調。大の歯医者嫌いの新城穂高(しんじょうほだか)は、担当医師の三和(みわ)が怖かった。でも、白衣を脱いだ三和は、穂高の知らない別人に! 笑顔を絶やさず、何をされても怒らないなんて、二重人格ってやつ!? 医院の内と外で激変する性格の、どっちが本当の顔なのか。次第に三和から目が離せなくなる穂高だけど!? アダルト・スイートLOVE

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