少年愛人―淫らな純情 (白泉社花丸文庫)
キャリア刑事・芦名武(あしなたけし)×高校生・御山志信(みやましのぶ)

《感想》

最近、タイトルからの内容予想がことごとく外れています。本作もタイトルで予想したのは、けなげな少年が借金のカタに愛人契約というもの。読んでみるとぜんぜん違いました。というか、このタイトルはちょっと…

エロシーンは多いものの、イメージよりもっと硬派な内容です。これは主人公の性格とイラストの雰囲気の影響も大きいかな。

放火や家庭内不倫など、少し盛り込みすぎた感もありますが、独特の空気があって私は好きです。志信が大学生になり田舎を離れた今後、まとまった二人がどうなるか、武視点で読んでみたいなぁ。

≪2018.03追記≫
電子書籍版が配信終了しました。絶版なので、読むなら古本のみとなります。

◆あらすじ(Amazonより)
早くに母を亡くし、祖父母に慎ましく育てられた高校生の志信。彼は、地元の名士で剣の師匠でもある玄に、養子の話を持ちかけられ、息づまる日々を送っていた。そんなあるとき、都会から帰郷した玄の弟、キャリア刑事の武が現れる。武の不遜な態度に反発を覚えながらも、彼の前では呼吸が楽になっていることに気づく志信だったが、不思議な魅力を感じていた矢先に、武に犯されてしまい!?いけないことだと知りつつも男との濃密な情事の虜になっていき…。

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