楽園建造計画(2) (シャレード文庫)
美術学科学生・志田静一(しだせいいち)×法学部学生・響川聡史(ひびきかわさとし)
屋敷了(やしきりょう)×美延皐月(みのべさつき)
※続き物です。全4巻です。前作はこちら→「楽園建造計画 1

《感想》

2巻ではメインカップルが交代します。団体になじまないという点は三木、響川とも共通しています。そんな人々の心にするっと入っていくのは攻めさんの共通点ですね。でもこっちのカップルのほうが実力行使もありややヘビー。響川はなぜそんなに必死なのか。次巻であきらかになる?

書下ろしは相変わらずです。なんと「パレス・シャングリラ五反田」の名付け親の代だったとは。このカップル、幸せになると良いけど、なんとなく微妙な感じです。

◆あらすじ(Amazonより)
桜陵大学法学部の響川はわけあって奨学金とバイトで大学に通う苦学生。ぎりぎりの生活を送る毎日なのに、アパートの立ち退きを迫られた日に盗難に遭い、手持ちの金をすべて失ってしまう。さらに過労から高熱を出し道ばたで行き倒れていたところを、高校の同級生で同じ大学の芸術学部に通うパレス・シャングリラ五反田の住人、志田に助けられる。そのままアパートの住人となった響川を志田は何かと気にかけ、金が必要ならデッサンモデルをやらないかと提案する。ところがバイト先の取引会社の役員・峰岸が、響川に同居込みの援助を申し出て―。端整な美貌を頑なさで隠し、必死に一人で生きようとする響川に手を差し延べる二人の男。果たして響川が選ぶのは―

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