マハラジャの愛妻 (ビーボーイノベルズ)
マハラジャ・ラシュ×王宮庭師・ミル

《感想》

アラブブームの次は、マハラジャなんでしょうか。異国のハイクラスって桁違いなぶん、妄想も膨らみやすいからなぁ。

主人公たちは真面目で一途でかわいいです。第一印象の表現に「傲慢」とつかない主役王族は、BLでは少ないんじゃないでしょうか。一般市民の勘違いオレ様よりはマシだけど、私としてはやっぱり誠実な人がいいんです。

残念なのは、設定があまり本文に関係ないように思えたこと。「マハラジャ」を「西欧やアラブの王様もしくは王子様」に変換し、他は一切変えずて読んでも成立するんです。もう少しマハラジャならではの小物や表現が出てるとよかったなぁ。

ちなみにこの本、既に手元のあることを忘れて再購入。やっちまった…。

◆あらすじ(Amazonより)
「花の精のようなお前を、誰にも渡したくない。誰にも触れさせたくない…」マハラジャしか入ってはいけない、王宮の秘密の庭。そこを世話することになった庭師の少年・ミルは、危機を救ったことから、精悍な若き王と愛し合うようになる。けれど、マハラジャの命を狙う陰謀が忍び寄り…!?情熱に溢れた、力強い眼差し。月明かりの王宮で、逞しく熱いマハラジャの胸に抱き締められ、甘い愛撫に溺れて…。エキゾチック・ロマンス。

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