1/2のヒーロー―大疫癘の巻 (コバルト文庫)
百目の巫子・瑞垣鷹矢(みずがきたかや)×百目の巫子・瑞垣聖(みずがきひじり)
※シリーズものです。前作はこちら→「泰山父君の巻」
その他既刊はこちらで検索→Amazon

《感想》

主人公たちの長い長い夏休みが終わりました。鷹矢はなにがあっても聖を東京に連れて行くと思ってましたが、なんとなく引いています。聖を信頼するようになったのか、聖の世界を狭めてはいけないと思ったか、次巻ではこの辺が明らかになるのかな?

女の子もがんばってます。譲葉が聖たちを一喝するセリフは最高!

◆あらすじ(Amazonより)
冥界から生還し、ようやく退院をした聖のもとへ神剣で自らを斬ってほしいという少女が現れる。少女は魂鎮めの神社の巫女であり、その身に死の呪いを封じ込めていた。夢のお告げを受け、藁にも縋る思いで神を祓うという百目の巫子を頼ってきたのだ。大量の死者が冥界へ来るという泰山府君の言葉を思いだし、聖は古の悲劇から生まれた呪いに勝負を挑むが…!?

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