1/2のヒーロー―泰山府君の巻 (コバルト文庫)
百目の巫子・瑞垣鷹矢(みずがきたかや)×百目の巫子・瑞垣聖(みずがきひじり)
※シリーズものです。既刊はこちらで検索→Amazon

《感想》

コバルトは時々思いがけない掘り出し物があります。このシリーズは今作が第8巻。最初は正直おもしろいと思わなかったのですが、話が進むにつれみごとにはまりました。

このシリーズは、主人公たちが助かる為または人の為にとった行動が、別の人には別の結果をもたらします。それは決してよい結果ではなく、そのために聖は悩みますが、自分ができることを必死に考えて行動します。

奇麗事だけでなく勧善懲悪でもない、がんばる主人公たちに今後も注目です。

◆あらすじ(Amazonより)
晴明神社に参拝し、京都をあとにした聖たち。ようやく家へ戻り平穏な日々を過ごすはずが、聖は古井戸の蓋を踏み抜いて落ちてしまう。それは、今まで起こした騒ぎが目に余ると、泰山府君(閻魔大王)が聖を冥界へと呼びつけるためだった。だが、このまま冥界にいてはいずれ現世の肉体は滅んでしまう。聖は鷹矢たちのもとへ戻るため、閻魔様と命運を賭けた勝負に挑む

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