別れのない国 (ショコラノベルス・ハイパー)
時計会社社長・大庭雄偉(おおばゆうい)×大学生・風間駿(かざましゅん)
《感想》
記憶喪失モノです。タイトルから勝手にファンタジーかと思って読んだら、舞台は現代日本。このシーンが最高、といった特別はなかったのですが、なんとなく記憶に残る話でした。
過去の事故と記憶喪失から過干渉になった母親を振り切って、同じ人と2度恋に落ちた駿は精神的に強いと思います。いやがらせされても負けていません。こんな恋人が将来有能秘書になったら、大庭はしっかりお尻に敷かれることでしょう。
◆あらすじ(Amazonより)
大学4年生の風間駿は、老舗の時計を扱う会社「花菱」に採用が決定した。駿は嬉しい反面、若き社長・大庭雄偉のことが気になってしかたがない。そんな中、母親との折り合いが悪く家出をした駿は大庭を頼ってしまう。その代償として愛人契約を結び、秘書として働くように言われたのだが、なぜかそれが嫌ではなくて……!? 大庭に抱きしめられた駿は、時計の音が頭になり響いたような気がしたのだが、しだいに巧みなキスと愛撫に翻弄されてゆくのだった……。
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